各会場にお越しの方全員に、上記の「Λ(ラムダ)パズルステッカー」をお配りいたします。(ステッカー配布場所、時間につきましては、各会場毎に異なる場合がありますので、予めご了承ください。) このランダムに配置された11枚のステッカーをアルバム「Λ」のブックレット表紙の”Λ”の部分に貼り合わせると、【白い「Λ」】が完成します。見事完成し、ステッカーが貼られたブックレットを2018年7月13日(金)日本武道館公演にお持ちいただいた方全員にアルバム「Λ」が収納できる下記の”スペシャルパッケージ”をプレゼントいたします。
皆様の参加を心よりお待ちしております。
*ステッカーは貼り直し可能な加工を施しておりますが、貼った部分を強く擦る、また、初回デジパックのΛマークに貼り付けますと箔部分が剥がれる可能性がございますのでご注意ください。
2018.04.01 Zepp Tokyo / pic by AZUSA TAKADA
ほんの一瞬かもしれないけど、音楽には人を救う力がある
かつてない死生観の高みへと到達した最新傑作『Λ』を携え、全国各地で深い感動の渦を巻き起こしてきたACIDMAN LIVE TOUR“Λ”がついに最終日を迎える。ツアーファイナルの地は、6度目の単独公演となる日本武道館だ。20周年のお祭りに沸いた2017年から21年目の新たな決意へ、3人は何を思い、何を目指して音を奏で続けるのか? リアルタイムの心境を伝えるスペシャル・インタビューをお届けする。
インタビュー by 宮本英夫
大木「想像を遥かに超えて素晴らしいフェスになりました。その感動はしばらく続きましたね。未だに友達やファンから“あのフェスは本当に素晴らしかったし、滅多に見られないものを見せてもらった”と言われるし、本当に大きな祭りであり夢のような1日でした」
浦山「出てくれたバンドも、MCしてくれた人も、すべての人たちのピースが一つになって完成した1日だったなと思います。何より2万人以上の人が来てくれたことが心強くて、ACIDMANが旗を振ってフェスをやるぞと言って、チケットが即完してくれたのはすごくうれしかった」
佐藤「ただただ感謝しかないです。あれだけのメンツが集まるのは相当なことだし、お客さんもたくさん来てくれて、感謝しかない1日。それに恥じぬように今後も頑張らなきゃいけないなという、気持ちがありますね」
大木「20年間のご褒美をもらったようなフェスで、自分たちの実力だけではまったくなく、バンドと仲間とファンと、いろんなものが集結した時間でした。でも終わってからは自分たちの世界だけだし、地に足をつけてまた孤独の旅に出なきゃいけない。僕にとってはそれが心地よかったりもするんです。ここからさらにしっかりやっていかなきゃいけないし、それぞれの足元をしっかりしていくことが一番大事だということを、メンバーもわかってくれてると思います」
――さらにさかのぼって、1年前の2マンツアーにはどんな思い出が?
大木「自分たちでしかありえないメンツだったし、今をときめく若いバンドからハードコアの重鎮まで、ACIDMANというバンドの振り幅が見せれたなと思います。いろんなバンドから影響を受けさせてもらう場でもあったし、一緒にお酒を酌み交わしてそれぞれの人生を語ったりしたことも含めて、自分の中でも大事なツアーでした」
浦山「みんな何かしらジャンル的なくくりがある中でやってきてると思うんですけど、ACIDMANはその枠を飛び越えて自由に行き来する、自分たちで言うのも何ですけど唯一無二のバンドだと思いますね。大木も昔から“ACIDMANはどこにでも出れる”と言ってましたし」
大木「それはACIDMANがスリーピースになった時から言っていたことで、そういうバンドでありたいと思ってたんです。メジャーもマイナーも関係なく。音楽好きだけが集まる小さなライブハウスでもやりたいし、でっかいスタジアムでもやりたい。それが一つ形になったのがこの2マンツアーと“SAI”だったと思うし、これからもっと振り幅を広げてもっと深さを出していきたいなと思ってます。音楽って、やっぱり人間の思想だと思ってまして。曲を作る人間、歌う人間の思想が出る。その人が幅広ければ幅広い歌になるし、その人が一本気な人であれば狭いけど強い曲になるだろうし、結局それを表現するしかない。そこで僕の唯一の武器はメッセージがブレないことで、それについてはまったく幅が広くない。生命と宇宙という壮大なテーマだけど、それしか歌えない。でも音楽に関しては昔から本当に幅広く聴いてきたから、そういう自分がそのままACIDMANの音楽に出ているんだと思います」
浦山「『Λ』というアルバムは、大木の伝えたい世界観が最も色濃く出たアルバムだと思っているので、おのずとライブの雰囲気は、みんなで暴れて楽しむというよりは、より深いものになっていくだろうなとは思ってました。もしかしたら物足りなく感じるお客さんがいるんじゃないか?って、ちょっとした危惧もあったんですけど、いざツアーが始まってみたら、こっちが出したエネルギーをみんなが全身でぐっと受け止めて、お互いにアートなものを作ろうという感じがすごくあって、お客さんの受け止め方が今までのツアーとは違いましたね。ライブの後のリアクションを拾ってみても、“楽しかった”というほかに“泣いてしまった”とか、より感動する方向に向いてる気がして、お互いの思いがものすごく合致したツアーだと思います」
佐藤「緊張感と感動とが随所に見られて、お客さんが息を呑んで見てくれてるのを強く感じますね。“ここはもうちょい盛り上がると思ってたけど”という場面もありましたけど、終わった後、そうじゃなくてすごい真剣に聴いてくれてたんだということに気づいて、なるほどそうかと。いい映画を見ている時とか、ワーっていう感じにはならないじゃないですか。つい真剣に見入ってしまう、それと同じ感じだったのかなと思いましたね」
大木「昨年20周年を迎えて、2マンツアーがあって、大きなフェスをやれて、でもワンマンで全国の方に感謝を伝える場は少なかったので、今回のツアーにはそういう思いがすごくありました。『Λ』の世界観というのは、自分の中で音楽を超えたところにあって、もちろんエンターテインメント性はすごく大事にしているんですけど、ミュージシャンというものはもっと表現者としての誇りを持つべきだと思うし、そういう意味でのエゴはもっと強くしていってもいい。それは長い間続けてこれたからこその説得力だと思うし、堂々と自分たちの世界観を表現していきますという新たな決意がどの会場にもありました。それで札幌ぐらいかな? そのあたりからちょっと自分の中に違う感覚が出てきたんです」
――というと?
大木「当たり前のことだし、今までももちろんそう思っていたけど、とにかくライブ中に感謝の気持ちが溢れ出してきたんです。ミスらないようにとか、次はこれをやらなきゃとか、そういうことを考えるとパフォーマンスにも影響が出てくるものだけど、それが感謝の気持ちで歌うようになると…というか、感謝しようじゃなくて必然的に溢れてくるようになると、気づけば1曲が終わって、次の曲も何も意識することなく歌うことができる。それが自分の中では新しい発見で、“ああ、こういうことか”と思いました。自分たちは表現することに不安を持ってはいけない立場であるし、本当に胸を張ってやらなきゃいけないということが体感としてわかったし、新たな自信をつけさせてもらったという感じですね」
大木「初めて武道館に立たせてもらったのはアジカンのNANO-MUGEN FES.だったんですけど、そこで武道館という場の力を感じて、その後、初めてワンマンをやらせてもらった時にまんまとその魅力に取りつかれてしまったという感じです。本来は武道をやる場所で、バンドがロックをやる場所ではないですけど、ああいう精神性の高い場所でやることは僕らにはとても合うような気がしていて、神社やお寺と似たような雰囲気が漂っていて、本当に不思議な場所だなと思っていたので。そこで6回もやらせてもらえるのは、すごく光栄なことだなと思います」
佐藤「初めて立った時には、まんまと浮かれましたね。楽しすぎて。だから何回かやってるうちに気づいたことではあるんですけど、いろんな人が真剣勝負をしてきたあの場所は、大木の真剣な音楽と歌を届けるためにすごく似合うと思うし、ACIDMANの音楽を好きな人はより感動できる場だと思うし、今はとても特別な場所としてライブができるなという気持ちですね」
浦山「感覚的には鈍いほうの人間の僕でも、畏怖するような独特の雰囲気を感じる場所です。今思い出したから一つ言いたいんですけど、この前の沖縄のライブで不思議なことがあったと大木が言っていて」
大木「そうそう。誰かがステージを通ったんです。僕は霊感みたいなものはまったくないですけど、ライブ中に明らかに誰かがステージを通っているような、後ろで見てくれてる感覚があったんですよ。沖縄は神様が多い島だから、僕が勝手に思い込んでそういうふうにイメージしてるのかなと思ってたけど、一回だけ明らかに白い服を着た人が真横を通った。スタッフの誰かだと思ったけど、後から聞いたら誰も通ってない。あれは何だったんだろう?と」
――それは、怖い感覚ではなく?
大木「じゃなくて、僕らを見に来てくれたような、支えてくれてるような、すごくありがたい感覚だったので。僕はあんまりこういうふうなことを語らないし、オカルト好きだけど懐疑論者でもあって、科学的に分析したがるタイプなんですけど、沖縄ではそんなことをまったく思わずに素直に受け入れたんですね」
佐藤「そういう精神的な感覚でステージに立ってる大木がうらやましいなと思います」
浦山「で、大木が“体が軽かった”って言ったんですよ。その日の録画をもらって見直したら、確かに大木の動きがちょっと違う。踊っているような感じなんですよ」
大木「舞いだね」
浦山「体が軽くて、舞いを舞っているような感じ。話を戻すと、大木はそういう精神的な部分を大事にしてるから、武道館という場所もただネームバリューやキャパで選んでるわけじゃないし、“ここでやりたい”という強い思いがあって6回も続けているということだと思うので。いろんなことを経ての、6回目だからこその意味がある武道館になると思うので、それに向けて頑張りたいなと思います」
――最高のツアーファイナル、最高の武道館を期待してます。
佐藤「今回のツアーを回ってきて、『Λ』の世界観は本当に素晴らしいなとあらためて思いました。各会場のお客さんに満足してもらえている実感があるので、それを武道館でもしっかり届けたいなということに尽きますね。ツアーの流れを持って、しっかり届けたいなと思います」
大木「何度も言いますけど、僕は音楽を超えたい、エンターテインメントを超えたいと思ってるんです。ツアーのMCでずっと“これはもはや宗教です”と冗談交じりに言ってきたんですけど、実はけっこう真面目に言っていて、要は信じることから生まれてくるものだと思うんですね。僕は無宗教だけど、宗教を信じている人に対してネガティブなことはまったく思わないし、何かを圧倒的に信じる行為はとても美しいと思います。ただ時として、信じているがゆえに間違った方向で悲劇が起こったり、戦争が起きることもある。でも音楽はきっとそういうことにはならない気がするんです。信じてもらうけど、盲信はさせない。『Λ』のロゴは僕には十字架のように見えるし、ある種宗教的なアルバムになったなと思っているんですけど、それは死生観をずっと歌ってきた証であって、エンターテインメントとしての側面もしっかりある。その上でエンターテインメントを超えた何かを伝えられたら、素晴らしいと思うんです」
――はい。なるほど。
大木「僕が信じているのは、ほんの一瞬かもしれないけど、音楽には人を救う力があるということ。それは僕が目には見えない世界があることを信じているのと一緒なんですけど、そんなことが一人でも多くの人に伝わってくれたらうれしいと思ってます。そんなこと目指してるバンド、他にいないですけど。死後の世界を信じてほしいとか、ほかの惑星の知的生命体の存在を信じてほしいとか、この世界にはいろんな可能性があるんだということも伝えたい。もしかしたらそのために音楽をやっているのかもしれないなと思います。まぁただの変態ですね(笑)」
2018年
※OPEN/START時間は変更になる場合がございます
※入場制限/6歳以上は有料。指定席がある会場でお席が必要な場合は6歳未満も有料となります
※グッズ販売開始は13:00を予定しております。
※公演当日も真っ白に染まれPROJECT BOOTHにて「Λ(ラムダ)パズルステッカー」を配布致します。尚、スペシャルパッケージへの交換は13:00から公演終了後30分までを予定しております。
※クロークに関する注意事項
・13:00よりクローク袋(45ℓ) ¥500-で販売・受付しております。※出し入れ不可
・クロークは上記MAPの箇所の他、場内アリーナ階にも設置予定です。
・お預かり数・スペースには限りが御座います。規定の受付数に達し次第、受付は終了致しますので、予めご了承下さい。
・クロークをご利用される際、チケットを拝見しております。必ず、アリーナスタンディングのチケットをお持ち下さい。
・クロークは当日限り有効となります。お引き取りが無い場合、主催者側にて処分させて頂きます。
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手塚プロダクション 復刻GOODS
LIVE TOUR “green chord”
2007.05.12
LIVE TOUR “A beautiful greed”
2009.12.22
LIVE TOUR “ALMA”
2011.05.01
LIVE TOUR “新世界”
2013.07.26
LIVE TOUR “有と無”
2015.04.18
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